統計
巷ではJ-Osler導入後初の内科専門医試験が行われましたが、初期研修後に専門医を取るのか否か、取るのであれば何科で専門医を取るのか、という点は医師の人生のおいて重要な選択のように思えます。 今回は取得者が多い専門医はどういった科目か、男女でどの…
前回の記事では特定の診療科目において大学病院で働く医師の比率についてまとめました。 desmoglein.hatenablog.com 今回はそれぞれの診療科目において市中病院に勤める医師の比率を調べてみました。まず結果を御覧ください。 リハビリテーション科がトップ …
働き方の選択肢が多いことが医師の特長の一つですが、診療科目によってある程度勤務先に特色が出るのも想定されます。美容外科に従事する医師はほとんどがクリニック勤務でしょうし、チーム医療の色合いが濃い(と少なくとも僕は捉えている)外科などは病院…
前回は、診療科目間の忙しさを異なる指標を基準に偏差値化して比較してみました。 desmoglein.hatenablog.com それぞれの指標(勤務日数、休日出勤数、当直回数)で科ごとの特徴が掴めてたのではないかと思います。 今回はこの3つの指標を総合して忙しさのラ…
これまで3回にわたって忙しさの指標となりそうな統計データをまとめ、ランキング化してきました。診療科目内でどの程度異なるのか、ある程度把握できたかなと思います。 今回はこれまでに挙げた指標、すなわち「勤務日数」、「休日出勤数」、「当直回数」に…
医者同士の忙しさを比べる本企画の第三段では当直回数に注目します。これまで、統計調査の対象となった「2018年の12月1日~7日」の一週間における「勤務日数」と「休日出勤を行っている医師の割合」の2つの側面から忙しさを比較しました。ただ、病院関係者特…
診療科間で忙しさを比較するシリーズの第二弾では休日出勤に焦点を当てます。 前回は単純に勤務日数を比較しましたが、これはあくまでも平均値を用いた比較です。診療科によっては分散が大きく、一概には比べられないのも事実です。今回はより直感的に把握す…
初めて書いた記事が2016年のデータに基づく都道府県別の平均年齢についてでしたが、エクセルの新しい機能を試したくて2018年のデータで改めて記事を書くことにしました。まとめたデータが下図になります。 東京都が最も若く、山口県が最も高齢 順位の入れ替…
計算を間違えてました。全体的に勤務日数が増加してます。 一般的に医師は忙しいイメージがありますが、診療科目内で忙しさにどの程度差があるのか気になったので調べてみました。 用いたデータはおなじみの「平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計…
気づいたら令和も2年になり、厚生労働省からも新しい統計が出ておりました。 平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/18/index.html 前回が2016年版だったので2年分更新されました。これに基づい…
某大学で行われた男女間の得点調整が以前話題になりました。調整の是非については各々の思うところにお任せしますが、男女比を年代別に見るとどういった分布をしているのか少々気になりましたので、まとめてみたいと思います。 元になるデータは2018年に厚生…
30代になってから医学部に入った人間なので同級生の年齢には鈍感なところはございますが、平均年齢を都道府県ごとに比較したら面白いんじゃないかとふと思いつきました。 厚生労働省は2年毎に 「医師・歯科医師・薬剤師調査」 (https://www.mhlw.go.jp/touk…